人生をラッキーに変える占いには、いろんなタイプと歴史があります。自分に合った占いを見つけましょう。

中国のおみくじ

日本で普及している占いの中には、中国から渡って来たものが数多くあります。
有名な陰陽師である安倍晴明が、
方位の吉凶を占う際に用いたと言われる「陰陽五行占い」もそのひとつです。
他にも、「四柱推命占い」や「風水」など、日本でも慣れ親しんだ占いのいくつかは、
中国生まれのものが多いのです。そのほとんどが、占い方法に変化などを加えず、
中国にあった時のまま日本へと入ってきましたが、日本に入って来てから、
日本人の感覚に合わせて、その内容が変わって来たものもあるようです。

それぞれの国で独自に育ってきたにもかかわらず、とても似た占いの方法もあります。
それは、日本の神社で見られる「おみくじ」です。
中国の道教のお寺にも、運勢について細やかに書かれた「おみくじ」があるのですが、
占い方は、日本のそれとは少しばかり異なっているようです。

道教のお寺で引くことが出来るおみくじは、みくじ筒に開けられた穴から棒を取り出し、
それに付いた番号でくじをもらう日本の形式とは違い、
沢山の棒が入った箸立てのような筒を振り、そのうちの一本が飛び出て来るのを待ちます。
出て来た棒には、やはり番号が振られていて、
その番号に合ったおみくじをもらうのですが、ここからが日本とは違います。

中国のこのおみくじは、そのくじが正しいのかを占う、確認のための占いをするのです。
神筈(しんばえ)という名の、木で出来た三日月形の道具を二つ投げ、
「表・裏」の組み合わせが出れば、そのくじは正しいとされ、受け取ると事が出来ますが、
その他の組み合わせの場合正しくないとされ、やり直すことになります。
運勢を決める、大切な占いなので、念には念を入れるのだそうです。