人生をラッキーに変える占いには、いろんなタイプと歴史があります。自分に合った占いを見つけましょう。

政治と占い

「巫女」と聞くと、神社での慎ましやかな袴姿を思い浮かべる人も少なくないでしょうが、
古代において、巫女は、その国の政について占う、占い師としての一面も担っていました。
地域によっては、神をその身に下ろして託宣を賜る者を指すこともあり、
神の言葉を聞く者として、周りからは崇められていたのです。

その他にも、政治に影響力を持つ占い師として、「陰陽師」が居ました。
陰陽師は、政府が新たに建物を建てる際に、どこに建てるべきか、
どの方角に向かって建てることで災いを避けることが出来るのかといった吉方を占ったり、
やはり政に関するさまざまな役目を担ってきました。
陰陽師と巫女の違うところは、巫女が神から賜った託宣は絶対であり、
それらに沿った政が行われましたが、陰陽師の方は、あくまでも占い師の立場でしかなく、
最終的な決定を下すのは、時の為政者でした。

また、海外でも、占いと政治には深い関係がありました。
西洋占星術などでは、星々をローマやギリシャの神々に例え、
星からのお告げは神からのお告げであるとして、
それらをもとにして行われた占いには絶対的な効力があるとされてきました。
古の時代では、政は宗教と密接な関係を持っていて、
だからこそ、「神の化身」からのお告げが大切にされて来たのです。

今日では、占いは随分と娯楽色の強いものとなり、
信じる人もいれば信じない人もいるといった世の中になりましたが、
嘗てはそうして政の方向が決められていたことを思うと、現代の私たちの暮らしは、
占いの上に成り立っているといってもいいのかもしれません。
歴史を振り返る時、その時にはどんな占いが行われたのかを想像してみるのも、
楽しいのではないでしょうか。